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『西郷どん』第27話「禁門の変」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
全英オープン..タイガーの復活はあるんでしょうか。
毎度のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)

今回は、吉之助(鈴木亮介さん)の初陣と言われる禁門の変でした。
前回、変な笑いを浮かべる一橋慶喜(松田翔太さん)を胡散臭がっていた吉之助...
慶喜邸を出たところで、怪しげな物乞いに遭遇します。
長州のお蔭で京が火の海に...と心配する物乞いに心配するな、と語りかける吉之助でした。

鍵屋に戻った吉之助は、村田新八(堀井新太さん)と雑談...
戦の経験がない吉之助を、島津久光(青木崇高さん)はなぜ軍賦役に...と訝しがる二人...
そんなところへ、前日の物乞い、長州の桂小五郎(玉山鉄二さん)がやって来ます。
用件は、長州藩の過激派を抑えたいので慶喜に取り次いで欲しい、ということでした。

民のことを心配する小五郎に、若干心を動かされる吉之助は、取次を決意します。
ここで、今回の話を通じて出てくる、平岡円四郎(山田純大さん)殺害の犯人捜しの話に...
長州を疑う吉之助、新八に小五郎は薩摩の『人斬り半次郎』を容疑者として挙げます。

その頃、慶喜は孝明天皇(中村児太郎さん)に謁見しています。
その席で、長州征伐の許しを乞います。
一方、吉之助は小松帯刀(町田啓太さん)に経緯を報告。
久光から「西郷を見張れ」と言われていることを看破する吉之助でした。

薩摩藩邸では、その「人斬り半次郎」こと中村半次郎(大野拓郎さん)が暴れていました。
円四郎殺害の噂を検証しようとする帯刀がそこへ登場しますが...真っ向から否定する半次郎。
そうこうするうちに、松平容保(柏原収史さん)から容疑者藩命の報せが慶喜に...
その意外な名前に驚愕する慶喜です。

その晩でしょうか、遊び人に変装して出かける慶喜。
ふき(高梨臨さん)が吉之助を信じているのが、引き続き不満のようです。
慶喜には惚れている...というセリフで送り出すふき。
吉之助に招かれた宴席では、これまた変装した小五郎が紛れ込んでいました。
厚かましい願いだ...と言いながら聞き入れる慶喜。
吉之介も、あんまりアッサリな展開に驚いています。
ただ、幕府と薩摩、長州で改革を...と語る慶喜です。

その後、小五郎は長州藩内の過激派を説得しようとします。
そこへ半次郎が登場し、円四郎の件を質します。
お互いがお互いを疑いますが、小五郎が対応し、吉之助への伝言を託します。

そこから約一ヶ月、長州の狙いを容保経由で察知した慶喜は、成敗を命じます。
慶喜は、どうやら薩摩、吉之助を最後まで信じている...ようです。
その晩、池田屋に新撰組が乗り込み、慶喜の命を実行します。

それに反応した長州藩は、2000名の兵で京へ出兵。
幕府側は、3万に上る軍勢で、これを向かい討ちます。
大戦になることを恐れた吉之助は、慶喜に出兵辞退を伝える、と出かけます。

鍛錬上に現れた吉之助は、最初の上京時の寮監(?)と再会。
立場がすっかり逆転した吉之助ですが、偉ぶるところはありません。
半次郎とも再会し、感激のあまりむせび泣く半次郎。
ここでも、円四郎の件は半次郎ではないのか、と確認が入ります。

慶喜邸に出向くと、慶喜は戦支度の真っ最中...
制止しようとする吉之助に、長州の罪状をあげつらう慶喜。
ここで、円四郎の件の容疑者が、水戸藩であることを慶喜が打ち明けます。
さすがに実家に狙われているとなると...誰も信じられない、のもわからなくはありません。
人払いまでして、吉之助に裏切らないように...と頼み込む慶喜でした。
ただ、若干狼狽し過ぎな感じもしますが...

そうして、事態はいよいよ一触即発...
長州藩は京に入り、三か所に布陣。
長州は撤退を...という勅命まで出てしまい、さすがに薩摩も引けなくなります。
吉之助も遂に意を決し、あくまで御所を守る、というスタンスで出陣します。

いよいよ蛤御門で戦闘開始...来島又兵衛(長州力さん)が奮戦します。
吉之助は、その援軍に駆け付けますが...
御所に向けて発砲する長州側に吉之助もの怒りも爆発。
半次郎も実力を発揮しますが、結局又兵衛は鉄砲で狙撃されてしまいます。

そこで、吉之助は長州勢に戦闘中止を呼びかけるのですが...そこへ会津藩が到着。
折角の休戦模様を台無しにしてしまいます。
驚き何とかしようとする吉之助ですが...足を撃たれて倒れてしまいます。

その報せを聞いた慶喜は、相変わらずの不敵な笑み...
一方、担ぎ込まれた吉之助は、周りの制止も聞かずに戻ろうとします。
ただ、その思いとは裏腹に、京は火の海と化してしまうのでした...

この辺りで、今回は幕となりました。
次回は、いよいよ坂本龍馬(小栗旬さん)と勝海舟(遠藤憲一さん)が登場でしょうか。
ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第26話「西郷、京へ」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

先週は、スペシャル番組だったため、ご無沙汰してしまいました。
今回は、所用のため一日遅れで先ほど拝見致しました。
しかし、W杯も盛り上がりましたね...クロアチア惜しかった...(苦笑)

さて、毎度のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)

今回から、気持ちも新たに...ということでしょうか。
スペシャルで紹介されていた面々がいきなり登場します。

まずは、薩摩で藩主・島津茂久(長田成哉さん)に面会する吉之助(鈴木亮介さん)。
国父・久光(青木崇高さん)の飾りだ...と自嘲しながらも、家臣の助言は聞くそうです。
小松帯刀(町田啓太さん)が、京の大久保一蔵(瑛太さん)が来て欲しいと言っている...と伝えます。

その京では、一蔵が岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)に吉之助の上京を報告し、
勝海舟(遠藤憲一さん)と坂本龍馬(小栗旬さん)と吉之助の噂をしています...
まだ誰も、直接吉之助とは絡んでいないのですが。

吉之助は、隣町の借家に引っ越した西郷家に戻ります。
きみ(水野久美さん)も遂に亡くなり、吉之助の弟たちが活躍し始めてます。
信吾(錦戸亮さん)も、吉二郎(渡部豪太さん)も、琴(桜庭みなみさん)も熊吉(塚地武雅さん)も
何だかんだあったようですが、元気なようです。

そこへ、村田新八(堀井新太さん)に連れられて、
大山格之介(北村有起哉さん)と海江田武次(高橋正臣さん)がやって来ます。
まだ池田屋事件を引きずっている両名らと、久し振りに酒を酌み交わす吉之助...
まずは、島の酷い暮らしぶりを友人とシェアします。
そこで、薩摩の京での不人気ぶりを聞かされるのでした。

島から戻って五日後、吉之助は新八と京へ向けて出発します。
途中で糸(黒木華さん)とすれ違う吉之助ら...
薩英戦争で被害を受けた糸を気遣う吉之助でした。

その頃、京では参与会議が..という紹介が。
中川宮(なだぎ武さん)主催で、一橋慶喜(松田翔太さん)や、
松平春嶽(津田寛治さん)、松平容保(柏原収史さん)、山内容堂(大鷹明良さん)らが出席しています。
そこに久光も出席しているのですが、事あるごとに慶喜と衝突...
他の藩主らも、意見がフラフラしている慶喜に不満を抱えているようです。

酔っぱらいの喧嘩にも見えましたが、その後慶喜は孝明天皇(中村児太郎さん)に謁見。
攘夷を求める天皇が自信を責めると、それを振り払うような返事をします。

一方、吉之助は、久し振りの鍵屋に到着...虎(近藤春奈さん)と感動の(?)再会...
早速繁の家に一蔵に会いに行くのですが...良くわからない接待中...
おゆう(内田有紀さん)のケアもありますが、一蔵自身はかなり不本意な模様。
そこで、一蔵は慶喜との調整を吉之助に依頼します。
慶喜付きの平岡円四郎(山田純大さん)も、憎まれそうなセリフを吐いています。

慶喜は慶喜で、ふき(高梨臨さん)を身請けし、京で一緒に過ごしています。
吉之助の再登場を喜んでいるようないないような感じ...
一方吉之助は、久光と再会しますが、これまた一方的にキレられてしまいます。
ただ、前回とは違い、何の抵抗もしない吉之助...どういう心境の変化でしょうか。

吉之助は、慶喜に会いに出かけるのですが、円四郎に断られてしまいます。
ただ、どうやら屋敷の周囲にスパイがうじゃうじゃしているようでした。
その直後、ふきが鍵屋に吉之助を訪ね、慶喜からの書状を届けます。
それで結局、宴席で慶喜と再会するのですが...

相変わらずの呼び方議論を通り抜け、今後の話になる二人。
また逃げるのか...と迫る吉之助。
井伊直弼(佐野史郎さん)が正しかったのか...と迷う慶喜に、
橋本佐内(風間俊介さん)がいないのが間違っていた証拠だ、と吉之助が返します。
正論で迫りまくる吉之助に、「斉彬(渡辺謙さん)に似てきたな」と懐かしむ慶喜。
色々と言い合った挙句、久光との再交渉を取り付けます。
その言い合いの間、妙に笑顔の吉之助に若干の違和感を感じましたが...

その報告を持って、久光に再度謁見する吉之助ですが、久光は会おうとしません。
嫌味ったらしい労いの言葉にも、嫌な顔を見せない吉之助...久光も少し機嫌を直します。
軍賦役兼諸藩応接係なる役目を貰いますが...複雑な表情の一蔵...

その数日後、何と慶喜の屋敷前で駕籠が襲われる、という事件が発生します。
円四郎が殺害されてしまうのですが、かなり狼狽する慶喜...ちょっと器が小さい感じです...
そこへ吉之助が久光帰藩の報せを持って現れるのですが、
何故か先日の吉之助以上の、わざとらしい笑顔で接する慶喜。
その真意を訝る吉之助ですが...果たして。

今回は、この辺りで幕となりました。
次回は、禁門の変...今度は長州、桂小五郎(玉山鉄二さん)が登場します。
ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第25話「生かされた命」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
W杯は...波乱が多いですが、盛り上がってますね...スペインもロシアに負けちゃいました。
毎度のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)

今回は、生麦事件から薩英戦争、吉之助(鈴木亮介さん)の薩摩復帰...の辺りでした。
何だか流されている感じがしない吉之助でしたが...

前回の最後で、土持政照(斎藤嘉樹さん)に危ないところを助けられた吉之助...
家人と呼ばれる卑しい身分の子どもたちが、吉之助の食事を盗んだ、と疑われています。
盗んだんではなくて吉之助があげていた、と朦朧とする意識の中で認める吉之助でした。

政照親子は、代官らの制止を振り切って、吉之助のために居心地のよさそうな座敷牢を作ります。
藩命には牢が屋外か屋内か書いていない...と粘ります。
その結果、吉之助は立派な座敷牢で過ごすことができるようになりました。
その返礼として、子どもたちに学問を教え始める吉之助。
ここでも、家人の子どもたちにも、分け隔てなく接します。

その頃、江戸から薩摩へ戻る島津久光(青木崇高さん)の大名行列にイギリス人が通りかかります。
いわゆる生麦事件...海江田武次(高橋正臣さん)が止めを刺します。
この事件の賠償金として30万両がイギリスから幕府へ要求されます。
支払わざるを得ない...と言う松平春嶽(津田寛治さん)に対して、
徳川慶喜(松田翔太さん)は薩摩がケツをふくべき...と突っぱねます。

これをきっかけに、イギリスは薩摩へ軍艦を派遣する、と宣告します。
沖永良部島の吉之助や川口雪篷(石橋蓮司さん)のもとにもその報せが...
薩摩では、大久保一蔵(瑛太さん)が、降伏せずに戦うべき、と進言。
久光もその意見を採用し、戦支度を始めます。

一蔵はその足で、自害しようとしていた武次らを説得。
大山格之介(北村有起哉さん)らとともに、戦に向けて気勢をあげます。
そこへ謹慎処分が明けた信吾(錦戸亮さん)らも合流...盛り上がります。

その頃沖永良部島では、雪篷が脱獄を企てて騒ぎになっていました。
藩の一大事を何とかしたい、という思いを共有する吉之助が止めに入ります。
また、イギリスが拠点とする沖縄に近い沖永良部は、襲撃される危険がありました。
吉之助と雪篷らは、丸太を大砲に模して防戦することを提案。
誰の協力もないまま作業を始めますが、教え子の子どもたちが手伝い始めます。
それを見て大人も...ということで、やっと作業が進みました。

そこで、何故か子どもたちにナポレオンの話をする雪篷...
吉之助も「革命」という言葉に感銘を受けた模様です。
その翌日、戦はイギリスが撤退して終了した...という報せが届きます。

更に、吉之助に帰還命令が出ます。
送別会の晩、雪篷がナポレオンの本を餞別に差し出します。
更に、雪篷の赦免運動などしないように...と釘を刺します。
吉之助は食糧の貯え方などを...島民に伝えたりして迎えを待ちます。

そしてその迎えには...今度は何と信吾がやって来ます。
生きて再会できたことに感動する兄弟...
その晩、信吾から薩英戦争の経緯を聞いて、宴が盛り上がります。

翌朝、島民たちとの別れを惜しむ吉之助...
雪篷は海岸には姿を現さなかったが、「革命」と書いた旗を崖の上から降っていました...(苦笑)
信吾が蒸気船で喜界島で村田新八(堀井新太さん)もピックアップ。

更に奄美大島にも立ち寄って、愛加那(二階堂ふみさん)との再会もセットアップします。
つかの間の再会を喜ぶ吉之助と愛加那...
島に留まれなかったことを詫びる吉之助です。
この辺りで今回は幕となりました。

さてさて、次回は何と、また休憩して何だか特別番組...だそうです。
スケジュール的に大丈夫なんでしょうか。
という訳で、続きは7/15(日)とのことです...

ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第24話「地の果てにて」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
W杯、引き続き盛り上がってますね...
毎回のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)


今回は、徳之島~沖永良部でのお話のようです。
前回の寺田屋騒動で、大久保一蔵(瑛太さん)は、京都で謹慎を申し出ていました。
虎(近藤春奈さん)がおにぎりを差し入れても、何やら吉之助(鈴木亮介さん)に手紙を書いています。

その吉之助は徳之島に、一方村田新八(堀井新太さん)は喜界島に流されていました。
前回の奄美大島の時とは違って、扶持も与えられなかったようです。
島民に、「奄美大島が見えるか...?」などと聞いていると...

突然、愛加那(二階堂ふみさん)と富樫(高橋努さん)の姿が...!!
流されたと聞いて会いに来たようです。
二人の子どもも一緒です。
佐民(柄本明さん)の反対を押し切って、富樫が連れて来たようです。
つかの間の、家族水入らずの時間です...
寝たように見える富樫も、目に涙を浮かべています。

一方、島津久光(青木崇高さん)は、京での働きを認められ、江戸城に直視を派遣。
その結果として、徳川慶喜(松田翔太さん)が将軍後見職に、
松平春嶽(津田寛治)が総裁職に就任...久光は上機嫌で二人に面会します。

ところが、何故か慶喜は上から目線でエラそうな物言い...
方言はバカにするわ、斉彬(渡辺謙さん)との違いを突っ込まれるわ、散々な扱いです。
その上、何故か吉之助を連れて来い、と言い出します。
言われた通り、イモっぽく悔しがる久光...

吉之助は、引き続き徳之島で暮らしていました。
富樫と相撲を取ろうとしたところに、急に沖永良部島への島流しが告げられます。
愛加那や、子どもたちとも、引き離されてしまいます...(涙)

今までよりもかなりハードな環境の沖永良部島...牢での生活が始まります。
何だか江戸でのお話とは合わない展開ですが...

ここで登場するのが、川口雪篷(石橋蓮司さん)...こちらも流人の模様。
荒に、土持政照(斎藤嘉樹さん)と鶴(大島蓉子さん)の親子が登場...
焦がれの西郷どんが島流しになったのが良く理解できないようですが、
まずは色々と世話を焼いてくれます。

ここで何故か、雪篷が吉之助宛の書状を読み上げます。
海江田武次(高橋光臣さん)と大山格之介(北村有起哉さん)からの、
一蔵へのクレームみたいな手紙でした。久光へ取り入るのが気に食わないようです。
雪篷は、吉之助への厳しい処分をチクります。
政照らは、どうやら指示を若干無視しておもてなししているようです。

吉之助は、これまた何故か政照の好意を断り始めます。
当然のように、暫くすると弱り始めます。
遠い奄美大島でも、愛加那が吉之助のピンチを感じているようです。
吉之助は、どうやら一蔵を信じて待っている...という設定のようです。

ただ、遂にある日牢の中で倒れてしまいます。
それでも、政照の介抱を断る吉之助...
朦朧とする意識の中で、愛加那と子どもたちのことが思い出されました。
それで若干意識を取り戻した吉之助は、何とか生き永らえます。

ここで、これまた何故か雪篷が、吉之助を助けます。
政照親子も駆け付け、自分の家に運び込みます。
沖永良部でも、島民の心を動かした...ということのようです。
今回は、ここで幕となりました。

来週は、遂に薩摩に戻るようです。
どういう展開になりますやら...ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第23話「寺田屋騒動」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
いよいよ始まりましたね...ワールドカップ。
今後数週間は、寝不足の方が増えるのではないでしょうか...

毎度のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)


今回は、タイトル通り寺田屋騒動について、です。
島津久光(青木崇高さん)の命令を無視して京へ来ていた吉之助(鈴木亮介さん)は、
有馬新七(増田修一朗さん)らを通じて久坂玄瑞らと知り合います。
玄随らも、なぜか吉之助の話が聞きたくてたまらない...ようです。
落ち着き払って、おゆう(内田有紀さん)に食事の準備を依頼する吉之助...
同席している信吾(錦戸亮さん)も、鼻が高いようです。

下関では、前回の予告通り久光が吉之助に激怒していました。
命に背いたことにより、切腹を命じ、大久保一蔵(瑛太さん)を京へ派遣します。

京に着いた一蔵は、吉之助や新七らと合流します。
切腹と聞いても、なぜか落ち着いている吉之助。
周囲の方が動揺しています。
有村俊斎(高橋正臣さん)は、自分のせいだと泣きわめいています。

吉之助は、皆で食事をし、更に川にウナギを取りに行きます。
薩摩での幼い日々を思い出し、郷中仲間との時間を楽しむ面々...
信吾も、初めて仲間になれた気がする、と喜びます。

ただ、楽しい時間はあまり続かず...久光の追手が吉之助と村田新八(堀井新太さん)を捕えます。
久光の面前に引き出された吉之助は、引き続き強気な表情。
「政治には潮目があり、刻一刻と変化している」と自らの行動を正当化します。
久光も成敗しかかりますが、小松帯刀(町田啓太さん)に止められます。
吉之助は藩主の器を図る物差し、使いようだ...と斉彬(渡辺謙さん)が言っていたそうです。
それを聞いて、激怒しながらも切腹は取りやめる久光。
吉之助と新八は島流しになり、取りあえず薩摩に送られることになりました。
虎(近藤春奈さん)も追いかけますが、さすがについて行くことはできません...(苦笑)

久光は、上京時に近衛忠煕(国広富之さん)に謁見しておりました。
忠煕も若干おじいちゃんになっており、家督は忠房に譲っていました。
忠煕親子から、京の討幕派志士たちを何とかして欲しい、という
天皇からの言葉を伝え聞いた久光は、俄然やる気になります。

久光の説得に応じなければ、粛清もやむを得ない、として大山格之介(北村有起哉さん)らを派遣。
自分を...と立候補した一蔵は、厳しい態度で臨めない、とNGを出されました。
かくして説得に向かう格之介ですが...新七らも気が立っています。
久光に対して反感を持っており、もはや説得は無駄な努力のようです。

ここで信吾が新七に翻意を促すのですが..時既に遅し。
壮絶な同士討ちが始まり、新七も史実通り自分ごと刺すように言い、絶命します。
親友の死を前に、格之介は戦意を失い、ここで騒動は沈静化...という描かれ方でした。
遅ればせながら一蔵も寺田屋に到着しますが、惨劇の後を目撃するのみ、でした。

薩摩で牢に入れられていた吉之助のもとにも、この騒動の報せは届きます。
吉二郎(渡部豪太さん)と熊吉(塚地武雅さん)が一蔵の手紙を持参します。
泣き崩れる新八を励ましたように見えた吉之助ですが、更に大きな嗚咽を...

今回はこの場面で幕、となりました。
来週は、二度目の島流しがメインとなるようです。
ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第22話「偉大な兄 地ごろな弟」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
来週末から、いよいよW杯が開幕ですね...
眠れない日が続きそうですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)

今週は、薩摩に戻った吉之助(鈴木亮介さん)と国父・島津久光(青木崇高さん)の関係性、
及び寺田屋騒動に向かう薩摩藩内の動きについて...という辺りでした。

3年振りに薩摩に戻った吉之助は、大島三右衛門と名乗っていました。
大久保一蔵(瑛太さん)に連れられ、早速久光に面会します。
兵を率いて京へ上る...と計画を話す久光に、斉彬(渡辺謙さん)でこそ実現可能な計画で、
このタイミングと久光の人望では無理だ...と言い出します。
薩摩を出たこともない...とかなり失礼な物言いの吉之助。
久光は、当然激怒してしまいます。
ここから関係がこじれる...と解説が入りますが、ちょっと急展開過ぎないでしょうか...

せっかく色々と尽力した一蔵も、メンツ丸つぶれ、当然機嫌も悪くなります。
その晩、復帰を祝う宴が催されますが、何とも微妙な雰囲気...
大山格之介(北村有起哉さん)や有村俊斎(高橋正臣さん)、村田新八(堀井新太さん)も
どう盛り上がったら良いのか...というところに有馬新七(増田修一朗さん)が登場。

久光では国を変えられない、という点では一致するものの、今後の方向性はずれています。
新七は、他藩浪士たちと策略を巡らせているようです。
精忠組を愚弄する新七に座が殺気立ってしまいますが、吉之助が割って入ります。
仲間に加わるように説得する新七ですが、吉之助は正面から説き伏せようとします。
国内で争っていては列強の思うつぼだ...という論点ですが、説得できません。
新七らの一派との溝は、かなり深まっているようです。

一方、久光は予定通り京へ出兵することを表明します。
吉之助の不平を承知で無理やり従わせ、下関へ先回りするように命じます。
吉之助は、新八と下関へ向かうことになります。

その翌朝、新七らは脱藩して京へ向かうところでした。
そこへ、一蔵が最後の説得に訪れますが...ここでも説得は失敗します。

下関に到着した吉之助らは、白石正一郎(花王おさむさん)の屋敷に立ち寄ります。
自分の評判が大きく伝わっているのに戸惑う吉之助ですが、
そこで弟の信吾(錦戸亮さん)が藩の役目として30両預かって行った...と聞き、耳を疑います。
新八も、どうやらそんなお役目には心当たりがないようです。

その頃京では、その信吾が活躍し始めていました。
繁の家で豪勢に遊び、おゆう(内田有紀さん)と出会って一目ぼれ...
他藩の藩士からも、吉之助の弟ということで一目置かれているようです。

久光の本隊は薩摩を出発。
一方吉之助は、他藩の藩士に京の情勢を聞き込みます。
新七らの討幕計画と、信吾が絡んでいるかも知れない、という情報を聞き、京へ向かいます。
久光の命は...と止めようとする新八ですが、本気で止めないと...と吉之助。

京に着くと、治安、情勢はかなり緊迫しているようでした。
久し振りの鍵屋・虎(近藤春奈さん)は再会を泣いて喜びますが...
偽名の件を全く無視して「西郷はん」と叫びまくる虎...大丈夫なんでしょうか。
鍵屋の主人から、繁の家の情報を聞き出します。

繁の家では、おゆうに言い寄る信吾の姿が...
パッと見吉之助よりイケてる感じの信吾ですが、無粋扱いされて凹んでいます。
そこへ突然吉之助が登場し、信吾を一喝してしまいます。
逃げ出す信吾を新八が追いかけますが...見失ってしまいます。
勘定を払おうとする吉之助に、その行為を意外がるおゆう...
おゆうから、新七らは寺田屋にいるという情報を入手します。

早速説得に向かう吉之助らですが...当然話し合いは紛糾します。
暴力による革命を唱える新七に、今は時期尚早だ...と言い張る吉之助。
ただ、「自分を切ってから行け」という吉之助の気迫に、新七が遂に折れます。
何故かお互いの体を叩き合う吉之助と新七...(苦笑)

その夜、これまた何故か吉之助と同じ部屋で寝る信吾...
兄弟が和解する様が描かれます。
偉大な兄に悩む弟の姿...ですが、幼少時代の信吾って誰が演じてましたっけ...?
何はともあれ、お互いわかり合って、幸せそうです。

そんなに話が上手くいく訳はなく、下関に久光が到着します。
急用があったとは言え、命令に背いた吉之助に、久光の怒りは収まりません。
切腹だ...!!と叫んだところで今回は幕となりました。

来週は、いよいよ寺田屋騒動のようです。
何だか急に血生臭い展開ですね...仕方ないですが。
ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第21話「別れの唄」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
世間的には、日本代表も決まってW杯へ...って感じでしょうか。
そんななか、今回は吉之助(鈴木亮介さん)の薩摩への(一度目の)帰還、についてでした。

冒頭、愛加那(二階堂ふみさん)が吉之助の初めての男児を産みます。
菊池源吾から菊の字を取って菊太郎と名付けたい吉之助に、
薩摩に戻った時のことを考えてて菊次郎と名付けるように願う龍佐民(柄本明さん)。
子どもためにも...という佐民の言葉に、愛加那も同意します。
吉之助は納得がいっていないようですが...

その頃、薩摩では、正助(瑛太さん)が出世していました。
小松帯刀(町田啓太さん)らと島津久光(青木崇高さん)の側近になりつつありました。
名前も正助から大久保一蔵と改め、久光から京へ行くように指示されます。
ついでと言っては何ですが、吉之助の帰還命令もゲットしていました。

挙兵の件と、吉之助帰還の件を郷中仲間に報告する一蔵...
大山格之介(北村有起哉さん)や村田新八(堀井新太さん)も大喜び。
有村俊斎(高橋正臣さん)も、名前を海江田武次と改めていました。
有馬新七(増田修一朗さん)が見当たらないのは...既に京へ行ってしまったのでしょうか。

ほどなくして、例の製糖機用の鉄の車輪とともに一蔵が奄美大島にやって来ます。
道具に喜ぶ愛加那やその兄・富樫(高橋努さん)の前に一蔵が登場。
名前も身なりも立派になった一蔵に驚く吉之助。
その晩、吉之助の家でご馳走がふるまわれます。

その場で、帰還命令を手渡す一蔵...愛加那も聞き耳を立てています。
ただ、戻る気はない、とあっさり返事する吉之助。
一蔵も諦めずに説得を試みますが、吉之助の意志は固いようです。
奄美大島への重税が島民を苦しめていたことなど、学んだことを説明する吉之助...

例の車輪の効果は抜群のようで、作業もはかどります。
その様子を、複雑な表情で見つめる一蔵...
愛加那は、吉之助は帰らない、と告げるのですが、更に頭を下げる一蔵。
取りあえず一度薩摩へ戻るようです。

やはり、と言うか心が乱れ始める吉之助。
薩摩に必要だ...とまで言われると、仕方がないのでしょうか。
愛加那は、一蔵から例の脇差を預かっていたことを告白します。

吉之助の僅かな変化を見逃さなかった愛加那...
ユタ(秋山菜津子さん)もその変化と、愛加那の再度の妊娠を感じています。

ここからは、島民挙げて(なぜか)吉之助に薩摩に戻るように説得を始めます。
吉之助は、島に残りたいという書状を書いているのですが、それを破り捨てる愛加那。
魂はもう薩摩へ飛んでいる、と言い残し、遂には実家へ戻ってしまいます。

数日後、佐民が吉之助のもとを訪ねて来ます。
そこで、再度の妊娠について聞かされる吉之助。
島に滞在した3年間のお礼とともに、薩摩に戻るように背中を押されます。
遂に戻る意思を固めた吉之助派、愛加那に勤めを果たしたら戻って来る、と約束...

そして、旅立ちの日はやって来ます。
多くの島民に見送られて、船に乗り込む吉之助...
母・石千代金(木内みどりさん)の隣で見送る愛加那も、何とも言えない表情です。

ただ、吹っ切れたのか、その後は元気な愛加那に戻っていました。
そんな場面で、今回は幕となりました。

次回は、久光との確執や京での色々...のようです。
弟・従道(錦戸亮さん)も登場するようですが...果たして。
ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第20話「正助の黒い石」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、恥ずかしながら寝落ちしてしまい、先ほど改めて拝見致しました。
毎度のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)

今回は、吉之助(鈴木亮介さん)が奄美大島に流されている間の薩摩の話...でした。
吉之助と結婚した愛加那(二階堂ふみさん)が左手に入れ墨を掘る場面からスタートしますが、
舞台はその一年前の薩摩、だそうです。

大久保家では、次右衛門(平田満さん)が隠居して引っ越して行きました。
名実ともに、正助(瑛太さん)が家督を継ぎます。

島津家では、斉彬(渡辺謙さん)亡き後、斉興(加賀丈史さん)が実権を握っていました。
それが気に入らない郷中仲間は、斉興暗殺までほのめかします...
有馬新七(増田修一朗さん)や有村俊斎(高橋正臣さん)は、何だかいつの間にか過激派に。
斉興に取り入っている正助も、仲間の中で浮き始めます。

ただ、工作(?)の甲斐あって、斉興に可愛がられているようです。
斉興経由で、久光(青木崇高さん)に紹介されることに成功します。
...とは言え、何回か前に既に話をしていたような...(苦笑)

斉興の勧めで、正助は久光と囲碁を打ちます。
あっさり勝ってしまう正助に、疑いの目を向ける久光...
そこで何と、正助は斉興亡き後の薩摩藩政に期待している...と打ち明けます。
「国父」という呼称をここで提案し、何故か久光に気に入られます。

その頃、正助の妻、満寿(美村里恵さん)は由羅(小柳ルミ子さん)主催の花見の宴に出席。
久光の囲碁の腕前から政治手腕も素晴らしいはず...と機転の利いた受け答えで、
こちらも由羅に気に入られてしまいます。
珍しい子犬まで授かってしまうのですが、これが今回のネタ(?)になりました。

家に戻ってその件を話そうとする満寿ですが...
由羅の評判を気にする正助にいきなり一喝されてしまいます。
子犬のことを言い出せない満寿は、困って熊吉(塚地武雅さん)と吉二郎(渡部豪太さん)に預けます。

ここで突然、斉興が死の病に伏せってしまいます。
遺言として、幕府に忠誠を誓うように迫る斉興に対して、何故か断る久光。
親子衝突か...と思わせたところで、「死んで欲しくない」と泣きつく久光...
演技なのか本心なのか、良くわからない展開でした。

ほどなくして斉興逝去、という西田敏行さんのナレーションが入ります。
それ以降、久光が藩主の後見役として、正助の提案通り「国父」を名乗ります。

相変わらず決起にはやる郷中仲間たち...正助は囲碁を打っています。
久光相手でも和尚相手でも正助は黒・つまり先手番...
現代の常識だと、先手番は譲る気もしますが、余計な心配でしょうか。
まぁ「黒い石」と「黒い意志」をかけているのでしょうか...(苦笑)

ともかく、この一件で子犬のことがバレてしまいます。
正助もブチ切れですが、「考えていることを話してくれ」と頼む満寿。
黙り込む正助に、今度は満寿がややキレ気味です。

ここで、江戸にいる俊斎の弟たちから井伊直弼(佐野史郎さん)の暗殺計画の手紙が。
脱藩して合流しようと言う新七や俊斎に対して、止めようとする正助。
遂には大山格之介(北村有起哉さん)まで、正助から離れようとしています。

脱藩の件を久光に報告する正助...もちろん久光は激怒します。
そこで正助は、藩主直々の諭し書きを提案...草案まで持参しています。
結局はそれをそのまま清書してしまった久光親子。
武芸鍛錬中の郷中仲間の前に、いきなり久光が登場し、書状を読み上げます。
「いつかは必ず立つ」と明言する内容に加え、『精忠組』という名前まで貰い、
勇気付けられるメンバーも多いなか、新七らは、納得がいかない表情です。

その後、正助は何やら書状を書いています。
そこへ押しかける新七や俊斎...久光をそそのかしたのか、チクったのか...と詰め寄ります。
否定をしない正助に、仲間の怒りは爆発しますが、
ここで村田新八(堀井新太さん)が、正助が書きかけていた書状を見つけます。
その内容は、吉之助を呼び戻すための嘆願書でした。
これで、新八や格之介は正助を見直すのですが、新七だけはまだ納得しません。
袂を分かつ...ということなのでしょうか。

その晩、正助は生まれたばかりの息子をあやしています。
話しかけてきた満寿に、遂に自分の考えを話し出す正助。
「吉之助のようになりたい」と言う正助に「ならなくて良い」と応える満寿...
何でかわかりませんが、わかりあえた正助夫妻でした。

ここで舞台は再び奄美大島に戻り、入れ墨を眺める吉之助と愛加那に..
夫婦でイチャイチャしていると、木場伝内(谷田歩さん)が正助の書状を持って来ます。
そこには、桜田門外の変と、俊斎の二人の弟が亡くなったことが書かれていました。
薩摩では、正助と新七・俊斎の決裂が決定的になっていました。

吉之助が薩摩に戻る日も近いのか...という辺りで今回は幕、となりました。
次回は、愛加那との別れ...のようです。
ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第19話「愛加那」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
毎度のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)

今回は、前回に続いて奄美大島での生活、愛加那(二階堂ふみさん)と結ばれるまで、です。
前回の最後で、愛加那のサポートもあり、快復した吉之助(鈴木亮介さん)。
島民たちのサトウキビ収穫作業を手伝っています。
木の歯車を鉄に変えれば...と提案したり、送られてきた米を子どもにふるまったりするのですが、
龍佐民(柄本明さん)には、あまり快く受け入れられません。

そんな折、木場伝内(谷田歩さん)が、薩摩からの手紙を吉之助に渡します。
それを見た愛加那は、その手紙を奪い、手紙を読んで動揺しないように願います。
手紙は大久保正助(瑛太さん)からで、鉄の歯車の件などの進捗についてでした。
藩の心証を害しないように、静かに過ごせ...という内容でした。

相変わらず島民の扱いに不満を持つ愛加那に対して、フォローを入れる吉之助。
その後、他の島の子どもたちに習字などを教えたりしています。

そんな収穫作業の日々で、またトラブルが勃発します。
隣村の島民たちを田中雄之介(近藤芳正さん)が連行していきます。
砂糖を隠し持って私腹を肥やした...という容疑なのですが、どうやら見せしめのようです。
その後、愛加那の兄・富樫(高橋努さん)が薩摩に直訴しに行く、と言うのですが、
佐民が彼らの父親の過去を持ち出して止めます。

そこへ、急に雄之介がやって来て、隣村と同じ容疑で取り調べられます。
明らかに非人道的な取り調べで、持ち込んだ証拠で佐民と富樫が連行されます。
これまたお決まりの拷問が始まるのですが、二人は白状しません。

その報せを伝内から聞いた吉之助ですが、伝内から助けに行くのを止められます。
どうやら、伝内は正助から吉之助の面倒を見るように依頼されていたようです。
ところが、愛加那が一族と代官所に乗り込んでしまいます。
吉之助の制止も振り切り、中に入るのですが、逆に雄之介に捕まりかけます。
しかも、何と現地妻になれ...と脅されます。

そこで自害しようとしていたところに、追って来た吉之助が助けます。
愛加那の自害を止め、雄之介を一喝...
相変わらず藩命を振りかざす雄之介に対して、正論で対抗します。
「人として許せない...」と言って佐民と富樫を牢から解放します。
伝内ら雄之介の手下も、吉之助に賛同しているのか、手を出せません。

その後、雄之介は怒りの上申書を薩摩に送ろうとするのですが、
伝内が正助からの書状を見せ、流人が吉之助であったことを伝え、断念させます。

一方、佐民と富樫は無事家に戻って来ます。
この一件で佐民らの吉之助に対する印象はかなり好転しました。
愛加那も吉之助に好意を持ったようで、ユタ(秋山菜津子さん)と未来を語ります。
愛加那には、いつか一人になる自分が見えるのですが、それでも決心は変わらず...
吉之助のもとに行き、告白します。
吉之助も、現地妻ではなく、ちゃんと妻として...と応えます。

その後、結婚の儀式と宴が催されます。
富樫は、まだ少し納得がいかないようですが、
佐民や妻の石千代金(木内みどりさん)は、歓迎・打ち解けモードな感じです。
吉之助は、飲めない酒を飲み、島民たちと踊ります。

愛加那は、そこで新しい名前をリクエストします。
元々は、とぅまという名前だったのですが、島では結婚すると名前が変わるしきたりのようです。
「加那」で終わる名前...ということで、愛加那に決まります。
そこで、本名も伝える吉之助...ただ、菊池源吾として生きる決意を語ります。

この辺りで今回は幕となりました。
次回は、正助の薩摩での活動と桜田門外の変...といった辺りのようです。
ではでは、また来週...m(__)m








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『西郷どん』第18話「流人 菊池源吾」のあらすじと感想 [あらすじ・感想]

今回は、先ほど録画で拝見致しました。
毎度のことですが、公式のあらすじは以下をご参照ください。
→『西郷どん』公式サイト(NHK)

今回から、奄美大島での生活が描かれます。
後に吉之助(鈴木亮介さん)と結ばれる愛加那(二階堂ふみさん)に、
島の相談相手・ユタ(秋山菜津子さん)が、
「災いを持った夫がやって来る」と予言するところから始まります。

前回、月照(尾上菊之助さん)と入水自殺した吉之助は、奇跡的に助けられました。
熊吉(塚地武雅さん)や琴(桜庭みなみさん)、吉二郎(渡部豪太さん)が看病していると、
三日ぶりに吉之助が目を覚まします。
大久保正助(瑛太さん)や大山格之介(北村有起哉さん)は喜びますが、
吉之助は「なぜ死なせてくれなかった...」と憤ります。
ちなみに、史実とは異なり、正助が助けたことになった模様です...

そうして、吉之助は奄美大島に流されていきます。
幕府の追及を逃れるため、菊池源吾と名前を変えたようです。

奄美大島は、琉球支配から薩摩支配に移り、重い年貢に苦しめられていました。
龍佐民(柄本明さん)の屋敷の離れに滞在することになった吉之助ですが...
当初は自殺できなかった悔しさからか、荒んだ生活を送ります。
愛加那は、兄の富樫(高橋努さん)にも、その状況を説明します。

薩摩からの流人には、滞在中の「妻」を差し出す習慣があるようです。
ただ、吉之助は諸々の世話や提案をことごとく拒否しているようです。
佐民やその妻・石千代金(木内みどりさん)もその「妻」を探しますが...
仕方なく愛加那が食事を作って持って行きます。

ただ、やはり拒否する吉之助...
なぜか、愛加那の手の入れ墨(魔除けだそうです)に反応します。
食事を投げつけて出て行ってしまう吉之助...愛加那も怒り爆発....
海に向かって吉之助を呪います。

一方、島には薩摩藩の島代官・田中雄之介(近藤芳正さん)が年貢の取り立てにやって来ます。
不作で年貢が足りない...と叱責する雄之介...他の作物を作らないように指示します。
そこで愛加那の弟が砂糖を舐めてしまい、役人たちと一悶着起こします。
そこへ吉之助が乱入し、役人相手にブチ切れます。
雄之介も、いわゆる「悪代官」風に振舞っていますが...

吉之助には、薩摩からコメなどが送られてきているようです。
その翌日、吉之助と役人とのいざこざの理由を話す愛加那...
今まで信じていた斉彬(渡辺謙さん)のせいで、重税に苦しんでいると話す愛加那。
斉彬の想いは、ここまでは届いていなかったようです...
ここで再度吉之助を海に向かって呪うのですが...

しばらく経った雨の日...薩摩からの手紙を見聞役の木場伝内(谷田歩さん)が届けます。
それは正助からで、安政の大獄の経緯を知らせてきたものでした。
井伊直弼(佐野史郎さん)の命により、橋本佐内(風間俊介さん)が処刑されたと知った吉之助...
その夜は雨の中徘徊したのか、翌朝愛加那に道端で倒れているところを発見されます。

まだ息はあるものの、高熱にうなされる吉之助...
どうやら蚊に刺されたことが原因のようです。
流人が死んでしまっては責任問題になる佐民らは、懸命の看病をします。
発作が出て暴れる吉之助を、全員で何とか押さえます。
その甲斐あって、何とか吉之助は快復...愛加那の作った粥を食べられるようになります。

佐民が話すところによると、
愛加那の父親は薩摩藩の圧政・重税を訴えに行って帰って来なかったようです。
その愛加那の想いに、吉之助はようやく目を覚ました...感じです。
まずは、愛加那に島の事情を教えてもらうようにお願いします。
意を決した愛加那も、吉之助の手を引いて走り出す...というところで今回は幕となりました。

次回は、薩摩藩との軋轢と、愛加那との関係が展開していくようです。
ではでは、また来週...m(__)m








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